もう1回蹴りたかった

  • 2008/06/22(日) 18:34:05

望月重良(2008)を読む。 ☆☆

新刊を生徒よりも早く借りてしまいました。
著者は日本代表にも選ばれているみたいですが,
正直知らなかったです。

文体は望月氏の視点で描かれていたり,神の視点で描かれていたり,
ごちゃごちゃしていて読みにくかったです。
著者の多用する「難病」という言葉の使い方も引っかかりました。

名波やカズの裏話などは興味深かったですが。


もう一回蹴りたかった

ムーミン谷の名言集

  • 2008/06/22(日) 18:26:02

トーベ・ヤンソン(文・絵),ユッカ・パルッキネン(編),渡部翠(訳)(1998)を読む。 ☆☆☆

学校の図書館で借りました。
こんな本が置いてあるのか,と驚きです。
他にも雑誌Numberなども・・・
サッカー部ないのに。

名言を集めているみたいですが,
文脈がないと何がなんだかよく分からないものも。

パンケーキにジャムをのせて食べるひとが,そんなに危険人物であるわけがありません。
『たのしいムーミン一家』

ムーミンってまともに読んだことないなぁ。

ムーミン谷の名言集―パンケーキにすわりこんでもいいの?

自己表現力をつける英語の授業

  • 2008/05/16(金) 00:21:42

斎藤栄二(2008)を読む。  ☆☆☆

「基礎学力をつける英語の授業」の姉妹本です。
本書は,基礎学力をつけた上に,何が出来るかを「誰にでもできるやり方」として提案します。

個人的には,質問ができる生徒づくり,という言葉に共感しました。
今現在,進学校にいるからかどうかは分かりませんが,
自分から質問してくる生徒というのは,その課題の半分はもう解けたようなものだと感じています。
何が分からないのかが既に分かっているからです。

目を向けないといけないのは,質問をしてこない生徒,自分で問いを作れない生徒。
英語でも日本語でも良いので,質問を考える時間を与えるというのは大事なことかもしれません。
何が理解できていないかが理解できていない,という生徒がいるという事実に目を向けないと,
成績上位・下位の差は開くばかりなのかもしれないなぁと感じました。

自己表現力をつける英語の授業

2008 英語教育4月号

  • 2008/04/29(火) 20:51:17

今年度から,雑誌『英語教育』を定期購読することにしました。 ☆☆

なんというか,学校というのはやはり閉じた世界で,
自分から外へと情報を求めない限り,その閉じた輪で
自分の授業観・教育観が固定されてしまうような気がしています。

今月号は,「4技能+α 」を特集だったかな。
あんまり内容は覚えてませんが,「オーラルコミュニケーションG」という呼び名は適当かも。

今の自分の授業が,リーディングと文法に偏っていることを痛感。
オーラルコミュニケーションIIの授業(選択授業)では,生徒が3人しかいないので,
洋楽Dictationやフォニックス,リスニングタスクなど割合自由にやっていますが・・・

まだまだ試行錯誤の段階ですが,
本を読んで,勉強していくことは続けていきたいです。

英語のしくみが見える英文法

  • 2008/03/29(土) 22:28:39

酒井典久(2005)を読む。  ☆☆☆

本書は,中学や高校で「しくみ」を知ることなく覚えてきた英文法の「なぜ」について
英語の歴史を振り返ることで説明を試みる学習英文法書です。

・If it were not for〜の由来
・five times a dayで,a dayの前に何故 in を必要としないのか
・go on 〜と go for 〜の使いわけ
・「動名詞構文」とは?

などなど興味深い解説が読めます。
また一つ一つ段階を踏んで説明するので,分かりやすいです。
英文法の歴史をちょっとかいつまんでみたい方にお勧めです。

一番面白かったのは,「動名詞構文」という発想。
まだまだ他の例文などでの検証が必要だとは思いますが・・・

英語のしくみが見える英文法―ネイティブのセンスに迫る!

文法がわかれば英語はわかる!

  • 2008/03/29(土) 17:26:44

田中茂範(2008)を読む。  ☆☆☆

本書は,認知言語学の視点を取り入れることで,英文法の何故に答えようとする学習英文法書です。

NHKテレビのテキストを1冊にまとめ,約300ページ近い内容となっています。
構成は大きく,動詞チャンク/名詞チャンク/副詞チャンク/チャンキングの4部構成となっています。

正直,ネイティブスピーカーシリーズを始めとして,
この手の本は似たりよったりなので,かなり満腹状態です。
本書の内容も,同著の『チャンク英文法』と重なる部分が多かったように思います。
また例文は本文と別にするなど,読者に親切な構成にしてほしかったです。

とはいえ,これまでの総集編的な内容となっているので,一読する価値はあるように思います。

文法がわかれば英語はわかる! (語学シリーズ NHK新感覚・わかる使える英文法)

オックスフォード実例現代英語用法辞典(PEU)

  • 2008/03/13(木) 23:42:30

マイケル・スワン,吉田正治訳(2000)を再読。 ☆☆☆☆

2007年に第3版が出たみたいですが,とりあえず第2版を読み直しました。
本書は,文法書というよりは,語法書になりますが,
似た意味の単語の違いなどを調べるときにはうってつけだと思います。

ただ索引が多少使いづらく,重なる記述が多いのが難といえば難です。
とはいえ,発音や綴り,新聞英語などバラエティーに富んだ内容を含んでいるので,
教材研究用に手元に置いておきたい1冊です。

オックスフォード実例現代英語用法辞典

「脳」整理法

  • 2008/03/13(木) 23:30:25

茂木健一郎(2005)を読む。 ☆☆☆

本書は,脳の仕組みを明らかにすることによって,脳との上手な付き合い方を提案します。

神の時間/人間の時間,「今」は特別な瞬間か?という議論は面白かったです。
裏表紙の顔写真とプロフェッショナルに映る顔のギャップが・・・・

生きていくうえで必要な「熱い知」である「生活知」と,世界をありのままに見るための「冷たい知」である
「世界知」。この二つの間に,どのような補助線を引き続けるか,ということが現代における「脳」整理法の
中核的な課題になっています。
   (p213)

「脳」整理法 (ちくま新書)

教師のためのロイヤル英文法

  • 2008/03/05(水) 16:39:45

綿貫陽,淀縄光洋,マーク・ピーターセン(1994)を読む。 ☆☆☆

本書は,高校における英文法の指導書として出版されたものです。

他の英文法書が学習者用であったり,あるいは専門的な事柄を調べたりするのものであるのに対し,
本書は教師が高校生に教えるべき英文法のポイントを教師用にまとめているという点において,
非常にユニークなものだと言えます。

また様々な英文法の専門書を引用してまとめてあるため,2次資料として便利です。

一方で,高校生に教える上で必要かなぁということについても<語法ノート>などでは
議論されており,もちろん教師にとっては必要な内容だとは思いますが,
本書の本来の趣旨から言えば,ポイントだけをまとめた構成の方が個人的には良かったなぁと思います。

教師のためのロイヤル英文法

教室英語活用事典

  • 2008/03/04(火) 17:49:30

高梨・高橋・アダムズ・久埜(2004)を読む(skimming)。 ☆☆☆

本書は,classroom Englishを紹介したものです。

改訂版にあたって,
小学校の英語活動のためのセクションを設けたりなど新しい構成へと仕上がっているようです。
内容は,一般的に行う指示や授業展開の中で使う英語などを主に紹介しています。
目次を参考にしながら,分からない表現を調べたり,
あるいは違う言い方を探したりするなど,タイトル通りの「事典」的な使い方が便利でしょう。

紹介してあるものはどれも簡単な英語のため,
習慣づけて使うことによって生徒が聞くインプットも増えることが期待されます。
手元に一冊置いてあったら,便利だと思います。

教室英語活用事典